事務所便り

家事調停委員を終えて

投稿日: 2018/6/8

 私は、本年3月末日をもって東京家事調停委員(本庁)を退任しました。満70歳での定年退任です。特段、「定年です」と裁判所から言われることなく、次年度の再任がないだけのことですので、自分の中だけで了解していたことです。

 退任の半年前である昨年の秋頃からは新規事件担当の依頼(配点)がなくなりますから、退任時期が近いことには当然気が付きますし、着地に向けて手持ち事件の終了に心を配るようになります。未解決の事件を残すと、事件途中から別の調停委員の方に引き継いでいただきことになり、当事者の方々にもご迷惑をかけることになるからです。弁護士調停委員は、担当する事件のほとんどが相続関係事件(遺産分割、遺留分減殺事件等)ですので、調停が長期にわたることが通常です。私の場合には、結局、2件を未解決として退任を余儀なくされました。

 私が、家事調停委員の任命を受けたのは平成6年のことですので、都合、24年間にわたる仕事であったことになります。逆算すると、私が46歳の時のことだったのです。家事調停委員は満40歳以上が要件ですが、一般調停委員の場合はともかく、当時は弁護士調停員の場合は、満年齢の要件よりは、弁護士経験(法曹経験)何年という要件が重要であったように記憶しています。

 当時の家庭裁判所の庁舎は、現在の庁舎から見て南隣のブロックの厚労省の建物の先の日比谷公園西幸門前交差点の角にありました。建物だけはいまだに残されており、地図で見ると中央合同庁舎5号館別館と表示されています。ここは、私が40年ほど前に司法修習生として家裁修習をしたところで、狭い中庭をロの字に囲んだ変わったビルです。

 建設設計のコンセプトとして、すべての調停室に窓を設けて開放的なイメージを目指した、などと説明を受けた記憶があります。狭い中庭には、現在の家裁庁舎の1階フロアーに設置された母親が幼児を抱いたブロンズ像がありました。戦後の新憲法の下で新しく発足した民法親族・相続編、そしてこの新しい法律を具現するために創られた家庭裁判所、その新庁舎建築こめられた当時の裁判所の新しい社会創造への心意気の一端がうかがえます。

 因みに、私が新人調停委員となったときは、この旧庁舎で研修を受けました。                                     (続く)

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2017年 年頭のご挨拶

投稿日: 2017/1/6

林 史雄 弁護士より

 事務所は、昨年、新たに1名の若い弁護士を加えて4人体制となりました。アメリカに留学していた伊藤崇弁護士が帰国し、海外留学で得た経験や知識を生かすため、東京弁護士会の公設事務所である「東京パブリック」へ2年任期で出向しました。わが事務所は、各人が、協力しながらいろいろな事件の処理に当たっています。
 体力の減退を「加齢が原因です」と諦めを強要されながら、私の信条である「誠実に、そして丁寧な事件処理をすること」を次の世代に伝えるべく、今年も、若い弁護士たちと一緒に弁護士業務をしてゆきます。
 皆様のご多幸をお祈り申し上げます。

有坂 秀樹 弁護士より

 昨年は、税務・登記等につき他士業の先生方にお世話になりながら離婚・相続・後見業務・労働・企業法務等について研鑽を深めつつ依頼者のお役に立つことができました。
 また弁護士が増え、事務所内でも事件の共同受任や勉強会を通じて弁護士同士連携し・互いに研鑽を深めることができた一年となりました。
 皆様のご指導とご愛顧に感謝しつつ、今後も研鑽と経営努力を重ねていきたいと思います。

石井 美和 弁護士より

 新年あけましておめでとうございます。
 今年は世界情勢が大きく変わる可能性があり、日本人の生活も少なからず影響を受けることが予想されます。そんなときこそ、浮足立つことなく、毎日の生活を丁寧に送っていくことが必要なのではないか、と思います。
 今年も、ご依頼者の皆様と一緒に考え、行動し、少しでもお役にたてるよう尽力してまいります。
 今年もどうぞよろしくお願いします。

菊地 信吾 弁護士より

 当事務所に移籍し8か月が経ちました。年頭にあたり、改めて、お一人お一人の依頼者の皆様との話し合いと事件を通じて知り合う方々との人としてのつながりを大切にしつつ業務にあたりたいと決意を新たにいたしました。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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投稿日: 2014/4/1

突然ながら、今年の夏より1年間、ニューヨーク大学のUS-Asia Law Instituteという研究機関で、日弁連派遣の研究員として製造物責任法を研究させて頂くことになりました。そのため、本日をもって弁護士業務は一旦休止し、以後はしばらく研究に専念させて頂きます。

人様のご縁で製造物責任訴訟に関わり続けておりますが、製品が国境を問わず流通する中で、国内法のみの枠組みで製造物責任を扱うことの限界を感じるようになりました。周りを見渡しても国内での議論は進んでおらず、それならいっそ自分が研究してしまえ、ということで自分なりに準備を進めていたところ、この度、大学側より正式に招待を頂いたという次第になります。

以前にも弁護士過疎地への赴任のために東京を離れたことがありましたが、その時と比べて、考えなければならないこと、整理しなければならないことの何と多いことか。それだけ責任を与えて頂いていたことに、改めてありがたさを実感しています。
期待も不安も山ほどありますが、何よりも、自分で選択することができる今この時に感謝しつつ、これから研究に励んでいきたいと思います。

今後とも宜しくお願い申し上げます。

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怒濤に向かう舟の如し

投稿日: 2014/1/7

正月七日も過ぎ、本格的な2014年の始まりとなりました。
長らくブログの更新をサボってしまいましたが、心機一転、今年も宜しくお願い致します。

今年、十数年ぶりにおみくじを引きました。
司法試験の受験時代、人生で初めて大吉を引いたその年の受験に失敗し、相当落ち込んだトラウマがあります。
その年合格しなかったおかげで妻や林弁護士・有坂弁護士と出会えたので、実は本当に大吉だったのでしょうが、当時の辛い気持ちを思い出すのが嫌で、それ以降、おみくじは引かないことにしていました。
それが今年、子どもから「おみくじってなぁに?」と聞かれたのを機に、思い立って引いてみることにしました。

結果、半吉でしたが、それよりも何よりも、冒頭の文章がこれ。
「怒濤に向かう舟の如し」
今年は大変だけど頑張れよ、とハッパをかけられたようで、正月から目が覚める思いでした。

昨年来準備していることがいくつかあり、今年はその一歩を踏み出す年になるはずです。
楽しみと不安が交錯する日々を過ごしておりますが、神様もそんな心境をお見通しということでしょうか。
これから更に十年後、このおみくじを思い出して、確かに怒濤の一年だったけど頑張った、あの時一歩を踏み出してよかった、そう思えるような2014年でありたいと思います。

ちなみに、願い事についてのご宣託は、「困難の後、叶う」でした。
やってやろうじゃないですか。

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スマートフォン用HPを作成しました。

投稿日: 2013/7/12

私の中で長らく宿題になっていたスマートフォン用ホームページが、やっと公開されました。
こちらです。
http://www.navita.co.jp/s/11069890/

私を含め、パソコンよりもスマートフォンで検索することの方が多いご時世に対応して、
いろいろと体裁中身をスッキリさせてみたつもりなのですが、どんなものでしょうか。

多少話がずれますが、
最近、windows surface pro なるウィンドウズ8搭載マシンを買いました。
タブレットにもなるノートパソコンという触れ込みで、メカ自体にも特色はあるのですが、ウィンドウズ8自体が、私にとっては新鮮です。
起動が早くなったのはとても嬉しいこととして、画面タッチでの操作だとか、デスクトップがアプリ扱いだとか、オフィスの保存先のデフォルト設定がクラウドになっていたりとか。
どうも、世の中どこにでも高速通信インフラが整備されていることを前提に、キーボードも使わずサクサクと操作する近未来世界が想定されているようです。

どこかの寸評で、windows surface pro について、「聞かれてもいない問題に対して答を出した一品」との意見がありました。
私自身も、ややそのような印象を抱いていますが、果たして世界は、マイクロソフト社の意気込み通りに進んでいくのでしょうか。

こんな日進月歩の世界の中で、スマートフォン対応など、本当は数年前にやっておかなければならなかったことであり、今更の感はありますが、少しでも私たちの事務所のことが伝わりやすくなればいいなぁと願っています。

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