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私の夏休み(八ヶ岳)

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 私は、8月3日から6日迄、夏季休暇を取って南八ヶ岳を縦走してきました。3泊4日の山小屋泊まりです。
 観音平から入山し、網笠山を経て青年小屋泊り、2日目は権現岳を経て主峰赤岳頂上小屋、3日目は横岳、硫黄岳を経て赤岳鉱泉に宿泊し、4日目は2時間半ほどで美濃戸口へ下山しました。後はお決まりの温泉施設に立ち寄って汗を流し帰宅しました。
 実は、八ヶ岳は、いつも、ここそこで眺めていながら、初めて登る山でした。予想していたよりアップ・ダウンがあり、鉄梯子や鎖場が随所にあり、スリリングな場所が配置されていて変化に富んだ面白い山歩きでした。これが霧の中、雨の中でしたら地獄だったと思います。入山3日間は天候がよく、特に2日目は一日中、全天雲一つない好天に恵まれました。「日本中部の山で、八ヶ岳から見えない山は無い」と言われたことが大げさな言葉ではないことがよくわかりました。眼前の富士山や南アルプスはもちろん、木曾御嶽山、北アルプスの山々がくっきりと望まれました。昨年歩いた白根三山、一昨年の常念山系、その前年の槍、大キレットを挟んでさらにその前年の穂高連峰と、まるで広域の地図を見るような思いで感激しました。山でこのような好天は生まれて初めてといったところです。
 登山道は、どこも非常によく整備されていました。鎖も鉄梯子もしっかしたもので、不安は感じませんでした。今回の登山のパートナーが3人とも30歳すぎの若者ばかりのところ、私は、昨月末に65歳に達し前期高齢者となりました。1日目は、若者について歩いたのですが、さすがにきつい思いをしたので、2日目からは先頭を歩かせてもらいました。八ヶ岳の高山植物は、有名なオキナグサなど梅雨時の6月から7月が見ごろなのでしょうか、8月に入るとシチマギキョウなどが残る程度、ただ、コマクサは今が見頃で、あちこち(主に横岳から硫黄岳)の砂礫の斜面の大群落は見事です。最終の宿である赤岳鉱泉は、冬季を通じて年中営業の山小屋風の山荘で、温泉(加熱)に入れます。夕食の厚いビーフステーキ陶板焼きにポトフというメニューには驚きです。最終日は、激しい雨の中の出発となりましたが、ここはもう山麓の遊歩道といったところで、レインウエアー(ゴアテックスは山道具の革命だと思います)を着て、明るい林の中を歩くのもおつなものでした。美濃戸口に着く頃には雨はすっかりあがっていました。
 これが私の夏休みです。

林 史雄

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